POINT 1
イタリアの刃物の街・マニアーゴの
老舗キッチンナイフメーカー製
【トスカーナナイフ】は1896年創業、イタリアの刃物の街マニアーゴで100年以上もカトラリー用の刃物を作り続けるDue Cigni社が作り上げました。
切れ味鋭く、見た目も美しくエレガントなキッチンナイフです。
マニアーゴは北イタリアに位置する人口1万人程度の小さな町です。
刃物生産の歴史は古く、14世紀に軍事用の武具の生産を始め、現在もカトラリーや農機具といった日曜刃物から、軍事用のアーミーナイフまで数多くの刃物メーカーが軒を連ね、世界各地に輸出しています。
Due Cigni社は世界的なナイフ愛好家のコミュニティである米国のAKTI(アメリカ・ナイフ&ツール協会)の正会員で、業界トップクラスの実力を持つ刃物メーカーです。
カトラリーメーカーとしても、世界三大プロダクトデザイン賞の一つであるドイツのレッドドット賞で2022年にキッチンナイフとしてアワードを受賞。
プロのバイヤーからも高い評価を受けています。
伝統に培われた感性と、西洋的な合理主義の融合によって作られるDue Cigni社のキッチンナイフはどれも使いやすくエレガント。
【トスカーナナイフ】は同社が自信を持って日本のサポーターの皆様にご紹介できる逸品です。
POINT 2
錆に強い
ステンレス4116-ニトロBブレード
鋼の包丁は切れるけど錆やすく、ステンレス包丁は錆びにくいけれどよく切れない、と思っている方も多いかもしれません。
【トスカーナナイフ】はブレードに切れ味の鋭さと錆びにくさを両立させたイタリア製の特殊硬質鋼「ステンレス4116-ニトロB」を単味で使用しています。
ステンレス4116-ニトロBは、食器用の素材として使われるステンレス4116(JIS規格SUS410J1に相当)に窒素を混ぜた、俗に窒素鋼と呼ばれる素材です。
ステンレスが錆に強いのは表面が動態被膜に覆われているためです。
しかしこの動態被膜は1μと非常に薄く、傷や塩素イオンを含む溶液に浸すと孔食と呼ばれる小さな穴が開き、動態被膜が破れて錆が発生してしまいます。
ステンレス4116-ニトロBはこの孔食ができず、しかも窒素を混入することで包丁の切れ味を左右する引っ張り強度の「粘り」も増しています。
もちろん切れ味の基準であるロックウェル硬度も55~57と、切れ味の鋭さを標榜するキッチンナイフと遜色ありません。
毎日包丁でお料理する方にとって、切れ味が良くメンテナンスが簡単な包丁は重宝しますよね!
POINT 3
薄刃仕立てで軽い力でカットできる
【トスカーナナイフ】はもちろん切れ味も秀逸です。
硬く粘りのあるステンレス4116-ニトロBを使用しているため、一般のキッチンナイフに比べブレードを薄く作れるのが特徴。
ブレードが薄いと食材に刃がカミソリのようにスーッと入り、軽い力でもカットが可能です。
またブレードはセレーション(波刃)加工を施しているので、柔らかい食材でも刃が入りやすく、断面を潰さずきれいにカットできます。
潰れやすいトマトもご覧の通り。
カミソリのような切れ味なので、強く押さえなくても刃が入り、極薄のスライスも簡単。
堅いパイナップルの皮もザクザク切れます。
また硬い種があるアボカドも、まるでリンゴを切るかのように真っ二つ。
種に沿って包丁を回す必要もなく、美しい断面で仕上がります。
一般の包丁では切っている間にパンクズが出やすいバケットのカットも、切れ味が良い【トスカーナナイフ】のブレッドナイフなら、軽く一回引くだけ。
パンクズもほとんど落ちず、きれいにカットできます。
これだけ切れるキッチンナイフなら、毎日のお料理が楽しくなりますよね。
POINT 4
トスカーナ産オリーブのハンドル
【トスカーナナイフ】のハンドルにトスカーナ産のオリーブを使っているのがその名の由来。
イタリアのトスカーナ地方はイタリアでも有数のオリーブの産地で、しかも品質が高いことでも有名です。
オリーブの樹は樹齢1000年を超えますが、背が高くなるため定期的に剪定が必要です。
【トスカーナナイフ】のハンドルはその副産物を再利用したものです。
オリーブの木は油分が多く、しかも硬くて丈夫です。
また木目も美しく、二つとして同じものがない模様はまさに芸術品。
樹脂製や金属製のハンドルと違い軽く、手に持った時にしっくりと手になじみます。
ハンドルは中子の形が同じ本通し仕立て。
鋲で3点留めを施しているのでバランスが良く、丈夫な造り。
しっかり握れるように緩やかなカーブを持たせ、さらに口金と柄尻に滑り止めを設けているので、硬い食材のカットの時もしっかり力が入ります。
オリーブのハンドルの使いやすさと美しさに、きっと愛着が湧くこと間違いありません。
POINT 5
軽量で女性でも扱いやすい
【トスカーナナイフ】はブレードが薄く、ハンドルも木製なので一般のキッチンナイフに比べ超軽量。
よく使う三徳ナイフでも、わずか128gと単2電池2本分の軽さです。
ハンドリングもしやすいため手首や腕の負担が少なく、長時間のカッティングも楽々です。
遠心力で刃が持っていかれそうになる笹掻き(ささがき)などのカットも、簡単に行えます。
今回【トスカーナナイフ】は、食材に合わせて4種類のキッチンナイフをご用意しました。
〈三徳ナイフ〉
幅広い用途で使えるキッチンナイフです。刃渡りは18cmとバランスが良く、パイナップルやアボカドなども簡単に切れます。
ブレード側面にディンプル(凹凸加工)を設けているため、水気の多い食材を切っても刃離れが良くトマトやキュウリもサクサク切れます。
〈ブレッドナイフ〉
バケットや食パンが綺麗にカットできるブレッドナイフです。薄刃なのでパンに刃が入りやすく、ひと引きでカットできるのでパンクズがほとんど出ません。またサンドイッチを切る時も具材まできれいに切断できるため、見た目も美しく仕上がります。
タルトやパイ、シフォンケーキのカットも楽々です。
〈ステーキナイフ〉
肉を切る時に便利に使えるキッチンナイフです。ステーキなどの皿の上ではなかなか切れない肉の筋も、セレーションがきっちりと断ち切ります。ローストポークも薄くカットできるので、盛り付けもきれいに演出できます。
肉はもちろんのこと魚の刺身やチーズを切るのにも最適です。
〈ユーティリティナイフ〉
りんごなど果物の皮むきや長ネギのみじん切りに適した小型のキッチンナイフです。ハンドリングがしやすいため、細工切りも楽々。やわらかなバターやカマンベールチーズも潰さずカットできます。